社内政治に強くなりたいと考えていても、1人ではできることが限られてしまいます。
ポイントは、できるだけ多くの人と関わることです。
社内政治と聞くと会社の中だけの話に感じるかもしれませんが、実際には会社の外の人も関係しています。
そのため、会社内だけ付き合いがよくても、社外で評判が悪ければ周囲からの信頼を得ることは難しいでしょう。
大切なのは、日頃から雑談などをして自分の人となりを相手に知ってもらうことです。
ドラマや映画などのエンタメに関することや、ニュースや災害などの話題に触れるのもいいですし、家族や趣味についてなどよりプライベートなことを話すのも効果的です。
相手がリラックスして話せる環境を作ることが大切で、コミュニケーションを積極的に取ることにより、相手との信頼関係が深まって、いざ困った時には多くの力になってくれる可能性があります。
この時のポイントで気を付けたいのは、選り好みをしないことです。
例えば、あの上司は出世する可能性が高いなどと考えて特定の人とだけ親しくなっても、その人が出世するという確証はありません。
これまでほとんど話したことがない上司がいきなり出世するなんてこともあり得ます。
社内政治に強くなりたいと考えた時には、そうした選別は避けるようにしましょう。
多くの人と別け隔てなく接することにより、社内でも社外でも印象が良くなり、大事な仕事を任されたり、多少の無理難題を持ちかけた時にも通りやすくなるでしょう。
社内政治に強いということは、仕事を円滑に進めるための秘訣でもあるのです。