会社内で、すでに派閥ができていて、社内政治の争いが起こっている場合はどこかの派閥に所属してしまった方が良い場合もあります。
やってはいけないのは、頑なに中立の立ち位置を守り続けようとすることです。
それをやってしまうと第三勢力の派閥と見なされ、争っている両方の派閥からの攻撃を受ける恐れがあります。
そして、ひとりで中立の立場でいる場合、派閥からの攻撃を受けると簡単に潰されてしまいかねません。
そのようなことにならないために、味方を作る目的で派閥に所属するのは有効な手段です。
ただ、派閥に所属するだけでは他の派閥との争いに巻き込まれる可能性が高いですので、争いを避ける意思を明確にする必要があります。
そのためには、派閥に所属する目的をしっかりアピールすることが大事です。
他の派閥と争うためではなく、派閥の目的が自分の考えと一致していたために所属するということを周囲に浸透させましょう。
そして、目的が一致せず、争いの道具として使われるようであれば、派閥を抜けることも辞さないというスタンスを取ると有効です。
そうすれば、派閥の仲間ではあるものの、扱いにくいポジションとして定着し、他の派閥を攻撃する要員にはされないでしょう。
所属する派閥と争っている相手に対しても、同じようなスタンスを明確にして問題ありません。
派閥同士の争いでは、派閥にダメージを与えるために攻撃をします。
つまり、派閥に隷属しているわけではない、個人の考えを持っている人を攻撃してもあまり効果はありません。
そのため、個人的な攻撃はされにくくなるでしょう。